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パレスチナ代表部閉鎖へ 米通告、中東和平巡り圧力

国際

2018年9月11日 朝刊

 【エルサレム=共同】パレスチナ解放機構(PLO)のアリカット事務局長は十日、トランプ米政権からワシントンにあるパレスチナ代表部の閉鎖を決定したと通告されたと明らかにした。イスラエルのメディアが伝えた。中東和平交渉を巡り、エルサレムをイスラエルの首都と認定した米政権との接触を拒否するパレスチナ側に圧力をかける狙いとみられる。

 米国務省も十日、同代表部の閉鎖決定を発表した。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版によると、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が十日の講演で表明する。ボルトン氏は「米国はいつも同盟国イスラエルを支持する」と主張。「パレスチナがイスラエルとの交渉を拒否するのであれば、代表部が開かれたままにはしておけない」と訴える見通し。

 アリカット氏は、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金拠出中止を表明したトランプ政権が「またパレスチナの人々を罰しようとしている」と指摘。「緊張を高める危険な動き」と非難した。

 

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