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「正恩氏から近く前向きな書簡」 非核化交渉進展にトランプ氏期待感

国際

2018年9月8日 夕刊

 【ワシントン=石川智規】トランプ米大統領は七日、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長から近く、「前向きな内容」の書簡を受け取るとの見通しを示した。米中西部ノースダコタ州に向かう機中で記者団に明かした。

 書簡は韓国と北朝鮮の軍事境界線がある板門店(パンムンジョム)で手渡されたとみられ、トランプ氏は「昨日、国境沿いで書簡を手渡された。間もなく私の元に届くだろう」と述べた。

 その上で、「(書簡は)前向きな内容になるだろう。われわれはプロセスを開始しなければならない」と述べ、非核化交渉の進展に期待感を示した。書簡の詳細な内容は分かっておらず、今後の交渉が円滑に進む契機となるか注目される。

 北朝鮮の非核化交渉では、核兵器の保有リストなどを要求する米側に対し、北朝鮮は朝鮮戦争(一九五〇〜五三年)の終戦宣言を求め、米朝の溝が埋まっていない。トランプ氏は先月末、ポンペオ米国務長官の四度目の訪朝を急きょキャンセルさせるなど、交渉が停滞している。

 

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