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「トランプ・ベビー」許可に不満の英団体 ビキニ姿バルーンでロンドン市長をやゆ

国際

2018年8月31日 夕刊

カーン市長=AP・共同

 【ロンドン=沢田千秋】ロンドンのカーン市長が、黄色いビキニ姿の自身を模した巨大バルーンの飛行に許可を出したと英BBC放送などが報じた。今年七月、トランプ米大統領の訪英に抗議するバルーン「トランプ・ベビー」の飛行を許可したカーン氏に不満を持つ団体が考案した。九月一日にロンドン中心部の英国会議事堂前を飛行する。

 団体名はトランプ氏のキャッチフレーズ「アメリカをもう一度偉大に」をまねた「ロンドンをもう一度安全に」。ロンドンでは今年、ナイフを使った殺人事件が急増した。

 団体代表者は英メディアに「トランプ氏へ敬意を払わず、個人的な敵意を優先したカーン氏が英国を代表しているかのような言動にいらついていた。犯罪増加を嘆く人々の声を集めてカーン氏のバルーンを作り『表現の自由』が全員に適用されるか試した」と語った。賛同者から約五万九千ポンド(約八百五十万円)が集まり、約九メートルのバルーンが完成した。

 黄色いビキニ姿は、カーン氏が二〇一六年に「不健康で非現実的」として地下鉄などで掲示を禁じたダイエット商品のポスターのモデルに由来する。カーン氏は英ITV放送で「黄色いビキニ姿の私を見ることに土曜日を費やす人がいるなら、ご自由にどうぞ」とコメントした。

 

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