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英仏、海峡で「ホタテ戦争」 漁業権巡り、漁師が物投げ合う

国際

2018年8月30日 夕刊

 【ロンドン=共同】英国とフランスを隔てるイギリス海峡で、英国とフランスの漁船がホタテの漁業権を巡って対立、フランスの漁船が28日、公海上で英漁船に発煙弾や岩などを投げ付け、英側も“応戦”する騒ぎがあった。負傷者はなかったもようだが、英メディアは29日、英国とフランスの「ホタテ戦争」と、大々的に報じた。

 英メディアによると、フランス・ノルマンディー沖はホタテが豊富。フランスは繁殖期である夏のホタテ漁が禁じられているのに英漁船は年間を通して操業、フランス側に不満が高まっていた。

 15隻前後のフランスの漁船が英国の漁船数隻を取り囲み、物を投げ付ける様子の映像が29日の英テレビで放映された。英漁船の窓が割れるなどの被害が出た。

 英漁業団体は英政府に保護を要請。フランスの漁業団体は遺憾の意を示した上で、両国による協議が近く行われるとの見通しを示した。

 

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