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トランプ氏 また「真珠湾忘れない」 6月日米首脳会談 貿易赤字に不満

国際

2018年8月29日 夕刊

ワシントンのホワイトハウスで6月に開かれた会談で握手する安倍首相(左)とトランプ米大統領=共同

 【ワシントン=石川智規】米紙ワシントン・ポストは二十八日、トランプ米大統領が六月の安倍晋三首相との首脳会談で、対日貿易赤字に強い不満を示した上で「真珠湾攻撃のことを忘れない」と述べたと報じた。トランプ氏は牛肉や自動車の輸出増加に向け、安倍氏に二国間交渉に応じるよう求めたという。

 首脳会談は、シンガポールでの米朝首脳会談の直前にワシントンで開催された。同紙によると、安倍氏は首脳会談や別の電話協議の際、北朝鮮が非核化に向けた行動を取らない限り、米韓合同軍事演習を中止したり、朝鮮戦争の終結宣言に応じるべきではないと助言。だが、トランプ氏に「完全に無視された」との日本政府関係者の見解を伝えている。

 同紙は、安倍氏とトランプ氏の関係が以前ほど良好ではないと指摘した。

 トランプ氏は昨年秋、ハワイを訪れた際にも「真珠湾を忘れるな」とツイッターに書き込んでいる。

◆菅氏、米紙報道を否定

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は二十九日午前の記者会見で、トランプ米大統領が六月の安倍晋三首相との首脳会談で真珠湾攻撃に触れたとする米紙ワシントン・ポストの報道について「そのような事実はない」と否定した。

 

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