XMenu

IS構成員?を拘束 難民として米入国か

国際

2018年8月19日 朝刊

 【ニューヨーク=赤川肇】米司法当局は過激派組織「イスラム国」(IS)メンバーとみられるイラク人の男を西部カリフォルニア州で拘束したと発表した。男は二〇一四年にイラクで警察官を殺害後、難民として米国に入国したとされる。

 難民審査の「穴」が問われ、難民受け入れに否定的なトランプ大統領の主張を後押しする材料にもなりそうだ。

 米司法省によると、男はオマーン・アミーン容疑者(45)。迫害から逃れた難民を装ってトルコで米国への難民申請を行い、二〇一四年に認められた。その後、ISが占領した出身地のイラク西部アンバール県ラーワで他のISメンバーらと共謀し、警察官を射殺したとされる。爆発物の製造に関わった疑いもある。米国には一四年十一月に入国、カリフォルニア州都サクラメントで暮らしていた。

 米連邦捜査局(FBI)が一六年以降、査証を不正取得した疑いなどで捜査し、イラクの首都バグダッドの裁判所が五月に発付した計画殺人容疑の逮捕状に基づき、八月十五日に身柄を拘束。犯罪人引渡条約に基づき、イラク側へ送る手続きを進めている。

 

この記事を印刷する