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伊ジェノバで高架橋崩れ 車30台落下 死者35人、構造欠陥か

国際

2018年8月15日 朝刊

 【パリ=竹田佳彦】イタリア北部ジェノバ市内で十四日正午ごろ、高速道路の高架橋が約百メートルにわたり突然崩落し、現地紙レプブリカによると、少なくとも子供を含む三十五人が死亡、十四人が負傷した。通行中の約三十台の車両が巻き込まれたと見られ、死傷者はさらに増える恐れがある。

 地元メディアによると、橋梁(きょうりょう)などの巨大なコンクリートの塊が、転落した車やトラックを押しつぶした。消防隊が救助を続けている。橋の下には工場の倉庫があったが、休日で職員はほとんどいなかった。

 橋は高さ四十五メートルで、一九六〇年代に開通。老朽化で二年前に改修され、現在も橋脚の補強工事中だった。ANSA通信の取材に、消防隊員の一人は「構造上の欠陥が原因とみられる」と指摘した。「崩落直前、橋に雷が落ちるのを見た」との目撃情報もある。

 在ミラノ総領事館によると、これまでに日本人が巻き込まれたとの情報はない。

 

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