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イエメンでバス空爆 子どもら40人超死亡

国際

2018年8月10日 朝刊

サウジ主導連合軍が実行

 【カイロ=奥田哲平】ロイター通信によると、内戦が続くイエメン北部サーダで九日、バスなどが空爆を受け、少なくとも四十三人が死亡し、六十一人が負傷した。犠牲者の多くは十歳以下の子どもという。内戦に軍事介入するサウジアラビア主導のアラブ連合軍が空爆を認めた。

 連合軍は、対立するイスラム教シーア派武装組織フーシ派が「子どもを盾にした」と主張。フーシ派が八日にサウジ南部ジザンに向けて発射した弾道ミサイルの破片で住民一人が死亡しており、報復として発射装置を狙ったとしている。

 イエメンでは二日にも西部ホデイダの病院近くで爆発が発生し、市民ら五十五人が死亡した。連合軍は病院への攻撃を否定している。内戦は、ハディ暫定政権をおすサウジとフーシ派を軍事支援しているとの指摘があるイランの「代理戦争」の様相で、八百四十万人が飢餓に直面する「世界最悪の人道危機」(国連)にある。

 

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