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米、トルコ2閣僚制裁 牧師拘束 米国内の資産凍結

国際

2018年8月2日 夕刊

 【ワシントン=後藤孝好】米財務省は一日、米国人のブランソン牧師を不当に拘束するなど深刻な人権侵害を主導しているとして、トルコのギュル法相とソイル内相を制裁対象に指定すると発表した。米国内の資産が凍結され、米国人との取引が禁じられる。同盟国の閣僚に対する経済制裁は異例で、両国関係がさらに悪化する恐れがある。

 ブランソン氏は二〇一六年夏にトルコで起きたクーデター未遂事件に関与したとして同年十月に拘束、起訴された。事件への関わりを否定しているが、長期間拘束された後、健康上の理由で今年七月二十五日から自宅軟禁に変更された。

 ムニューシン財務長官は声明で「ブランソン牧師に対する不当な拘束と公判継続は、断じて容認できない」と即時解放を求めた。

 ポンペオ米国務長官はシンガポールで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会議に出席した際、トルコのチャブシオール外相と会談して打開策を話し合う予定。

 トランプ大統領は七月二十六日のツイッターで、拘束を継続すれば「米国はトルコに大規模な制裁を科すだろう」と警告していた。

 

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