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カンボジア総選挙 与党全議席独占か

国際

2018年7月31日 朝刊

 【バンコク=北川成史】二十九日に投開票されたカンボジア総選挙(下院選)で、フン・セン首相率いる与党カンボジア人民党のスポークスマンは三十日、同党が全百二十五議席を独占するとの見通しをAFP通信などに示した。最大野党カンボジア救国党を排除した選挙の末、一党独裁が現実味を帯びてきた。 

 総選挙は比例代表制で得票に応じて政党に議席が配分される。選挙管理委員会が発表した政党ごとの得票を基にすると、他の十九政党は議席を獲得することができず、人民党が全議席を得るとしている。選管によると、人民党の得票率は76・78%に上った。

 異議申し立ての期間を経て、選管の公式結果は来月十五日〜九月十日に発表されるが、スポークスマンは「地滑り的勝利」を宣言。選管によると、投票率は82・89%に達し、前回二〇一三年の69・61%を大きく上回った。フン・セン首相はフェイスブックで「同胞が民主主義の道を選び、権利を行使した」と謝意を表した。

 前回総選挙の得票率は人民党48・83%、救国党44・46%。昨年六月の地方選でも人民党50・76%、救国党が43・83%と競っていた。

 

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