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コロンビア 優秀麻薬犬VS密売組織ボス 「殺害に賞金」でも職務続行

国際

2018年7月29日 朝刊

 【リオデジャネイロ=共同】南米コロンビア最大の麻薬密売組織クラン・デル・ゴルフォのボスが、コカインなど違法薬物摘発に大活躍するソンブラという名の麻薬捜査犬=写真、AP・共同=を殺すよう呼び掛け、2000万ペソ(約77万円)の賞金を懸けていたことが27日までに明らかになった。ソンブラは脅しにめげず、引き続き職務に励んでいる。

 現地の報道によると、ソンブラはジャーマンシェパードの6歳の雌。過去3年間に同組織が米国や欧州に密輸しようとしたコカイン計約9トンを港湾などで嗅ぎつけ、摘発に結び付けてきた。優れた働きから過去2年連続で警察のメダルを贈られた。

 AP通信などによると、襲撃呼び掛けの情報をつかんだ警察は、今年1月、ソンブラを組織が活動する北西部アンティオキア州から、より安全な首都ボゴタの国際空港での任務に“異動”させた。新たな職場でも、5月にモーター部品の材料を装ってベルギーに輸出されるところだった大量のコカインを発見するなど活躍している。

 

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