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イランへの武力行使否定 米国防長官 軍事的行動停止は要求

国際

2018年7月28日 夕刊

 【ワシントン=後藤孝好】マティス米国防長官は二十七日、対立が深まっているイランへの軍事攻撃を準備しているとの報道について、国防総省で記者団に「現時点では検討されていないと確信している。作り話だ」と述べて否定した。

 マティス氏は、イランの体制崩壊を望んでいないとしつつも「さまざまな軍事的脅威をもたらしている行動を変える必要がある」と指摘。シリア内戦への介入や、イエメンのイスラム教シーア派武装組織フーシ派への支援などをやめるよう要求した。

 イラン核合意からの離脱を表明したトランプ政権は、イラン産原油の禁輸など経済制裁の再発動を発表して圧力を強化。イラン側は原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の封鎖や軍事衝突も辞さない構えを示して反発したのに対し、トランプ大統領はツイッターで「米国を脅せば、歴史上経験したことのない重大な結末を招くことになる」と警告するなど、緊張が高まっている。

 

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