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「北が核物質生産継続」 米国務長官、公聴会で証言

国際

2018年7月26日 夕刊

 【ワシントン=石川智規】ポンペオ米国務長官は二十五日、上院外交委員会の公聴会で、北朝鮮が現在も「核物質の生産を続けている」と証言した。核開発計画の進展を意味するのかどうかについては「機密情報には立ち入らない」と明言を避ける一方、トランプ大統領の一期目の任期にあたる二〇二一年一月までの非核化実現を目指すとの考えを改めて示した。

 ポンペオ氏は「大統領は北朝鮮の非核化について楽観的だ」と指摘。「道のりは簡単ではないが、むだに長引かせることはない」と述べた。

 北朝鮮の核開発を巡っては、寧辺(ニョンビョン)の核施設でウラン濃縮作業を行っていると複数の米メディアが指摘しているほか、平壌(ピョンヤン)近郊では約十五年にわたり、秘密のウラン濃縮施設「カンソン」が稼働している可能性が取り沙汰されている。

 北朝鮮の核開発能力の現状などを問われたポンペオ氏は「難しい相手と複雑な交渉をしている」と述べ、具体的な証言を回避。その上で「最終かつ完全に検証された非核化」が果たされるまで、米国が「経済制裁をやめることはない」と述べた。

 

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