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米ロ首脳会談延期 来年以降にプーチン氏招待

国際

2018年7月26日 夕刊

 【ワシントン=後藤孝好】ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は二十五日の声明で、トランプ米大統領が今秋に首都ワシントンでの開催を模索していたロシアのプーチン大統領との会談について、来年以降に延期すると明らかにした。十一月の中間選挙を控え、トランプ氏の対ロ融和姿勢に米国内で批判が強まり、方針転換を余儀なくされた。

 ボルトン氏は声明で「大統領はプーチン氏との次回会談について、ロシア(疑惑)の魔女狩りが終わってから開催されるべきだと考えている」と指摘。二〇一六年米大統領選に介入したロシアとトランプ陣営との共謀疑惑を巡るモラー特別検察官の捜査が終了するまでは、米ロ首脳会談を開かないことを決定した。

 トランプ氏は十六日にフィンランドで開かれた米ロ首脳会談後、ボルトン氏に対して、今秋にプーチン氏を米国へ招待するよう検討を指示。次回の首脳会談の実現に向けて米ロの担当者が調整を開始していた。

 一方、ポンペオ米国務長官は二十五日、ロシアによるウクライナ南部クリミア半島の併合を認めないとする声明を発表。同盟国や国際社会と連携して、ロシアに実効支配をやめるよう求め続ける方針を強調した。

 

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