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トランプ氏「中国、EUは為替操作」

国際

2018年7月21日 朝刊

 【ワシントン=白石亘】トランプ米大統領は二十日、ツイッターに「中国や欧州連合(EU)、その他の国々は通貨と金利が低くなるよう操作してきた」と投稿した。一方で「米国の利上げでドル高が進み、われわれの大きな競争力を奪っている」と貿易で不利になるドル高に不満を示した。

 トランプ氏は十九日、米メディアに対し、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げは「うれしくない」と述べ、金融政策への介入とも取れる異例の発言をしたばかり。さらに貿易摩擦を抱える中国やEUを自国通貨安に誘導する「為替操作国」扱いすることで、通商交渉のカードに通貨政策を持ち出してくる可能性がある。

 二十日のツイートでは「現在の金融引き締めでこれまでやってきたことがすべて損なわれる。米国は違法な為替操作や、ひどい貿易協定で失ったものを取り戻すことを認められるべきだ」とも主張した。米財務省が四月に発表した為替報告書で、為替操作国に認定された国はなかった。

 

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