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ベルリンで劉暁波氏の追悼式典 妻の劉霞さんは欠席

国際

2018年7月14日 夕刊

 【ベルリン=垣見洋樹】中国の民主活動家、故劉暁波(りゅうぎょうは)氏の一周忌となる13日夕(日本時間14日未明)、ベルリンの教会で追悼式典が開かれ、400人近い支援者らが参加した。

 中国当局による軟禁を解かれ、10日にベルリンに到着した劉暁波氏の妻劉霞(りゅうか)さんは出席しなかった。中国に留め置かれ「人質のよう」(独ウェルト紙)になっている実弟を案じ、言動を慎んでいるとみられる。

 中国出身のドイツ在住作家で劉霞さんを支援する廖天〓(りょうてんき)氏は劉霞さんに会って話したといい「彼女は『ベルリンに来られてうれしい』と語り、健康状態もいい。今日ここに来られない理由は誰もが分かっていると思う」と述べた。

 旧東独で反体制派だった歌手のボルフ・ビーアマン氏は「中国は欧州と商売するため劉霞さんを解放したにすぎない」と批判。共産主義体制下で厳しい検閲を体験したノーベル文学賞受賞作家のヘルタ・ミュラー氏は「中国政府が人権意識を変えることを望む」と語った。

※〓は王へんに其

 

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