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「トランプ・ベビー」空へ 英訪問に合わせ 抗議のバルーン

国際

2018年7月11日 夕刊

トランプ米大統領の訪英に合わせ、ロンドン中心部を飛ぶ予定のトランプ・ベビー=10日、沢田千秋撮影

 【ロンドン=沢田千秋】トランプ米大統領の十二〜十三日の訪英に合わせ、英国内でさまざまな抗議活動が計画されている。その一つ「トランプ・ベビー」は、トランプ氏を模した高さ六メートルの赤ちゃん姿のバルーンで、十三日午前に英議会上空などを飛ぶ予定だ。

 ロンドン北部の公園で十日、大勢の報道陣や市民が見守る中、右手にスマートフォンを持ったオレンジ色のトランプ・ベビーが登場。抗議グループは「女性や移民らへのトランプ氏の差別的言動に反対する」ためバルーン製作を計画し、賛同の寄付は約三万ポンド(約四百四十万円)に上った。

 なぜ赤ちゃんなのか。メンバーの一人ノナ・ハークマンズさん(33)は「道徳や論理が通じず、自意識過剰なトランプ氏に効く唯一の抗議は、創造的でユーモラスな方法でからかうこと。どこの国にあんなにツイッターを垂れ流すリーダーがいる? まるで赤ちゃんだから」と話した。

 飛行を許可したロンドンのカーン市長はこれまで、トランプ氏と批判の応酬を繰り広げてきた。カーン氏の報道官は「市長は平和的抗議の権利を支持し、さまざまなやり方があることを理解している」と説明。英メディアによると、トランプ氏もすでにバルーンの存在を把握しているという。

 

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