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多様な生き方に触れる場に 新宿2丁目に「足湯カフェ」開店準備

東京

2018年9月4日

足湯カフェの開店に向けて打ち合わせをする(左)から大路さん、長村さん、泉さん=新宿区で

 足湯につかりながら、セクシュアリティーに関係なく語れる場を−。そんな思いを込め、LGBTなど性的少数者が、新宿区新宿2丁目に「足湯カフェ」を開く準備をしている。11月下旬に開店予定だが、LGBT以外の人も気軽に足を運んでもらいたいと、今月8日から、足湯の工事前の店を開放し、週末を中心に性や家族などのトークイベントを催す。 (奥野斐)

 足湯カフェを始めるのは、新宿二丁目で飲食店を営む長村さと子さん(35)と、フリーデザイナーの泉けいさん(31)、会社員の大路香里さん(33)の三人。当事者の友人同士で、「人と人がつながっていける、さまざまな人の懸け橋となる場に」と開店を決めた。互いのことについて貪欲に聞けるような雰囲気を目指し、名前は「どん浴」にした。マンションの一室に足湯を設け、軽食も提供する。平日は夕方から、週末は昼すぎから営業する計画だ。

足湯カフェのイメージイラスト(「どん浴」提供)

 長村さんは「二丁目という場所柄、特殊と思われるが、当事者もそうでない人もまずは話そう」と呼び掛ける。泉さんは「家族や友人も楽しめるようにしたい」。大路さんは「自分と違う、多様な生き方に触れる場になれば」と語る。

 イベントは「二丁目のいまむかし」「性とジェンダー」「家族ってなんだろう」「社会との関わり方」「性×アート」の五つのテーマで、計十八の企画を予定。いずれも入場無料で、ホームページ(「どん浴」で検索)から申し込む。また、インターネットで支援金を募るクラウドファンディングを今月半ばにも、専用サイト「グリーンファンディング」で始める予定という。

 

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