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町田市庁舎、パラリンピック色に点灯 樹木やビルに遮られ見えにくく

東京

2018年9月4日

パラリンピックカラーにライトアップされた町田市庁舎。近くの交差点が数少ない撮影ポイント=町田市で

 二〇二〇年東京パラリンピックの開幕二年前に合わせ、町田市は五日まで、市庁舎をパラリンピックのシンボルカラーの赤、青、緑にライトアップしている。樹木やビルに遮られて全体が見える場所が限られ、すぐそばを通る人も気付かないのが難点だ。 (松村裕子)

 「きれいなのに、あまり見ている人がいないのはもったいない」。壁面全体が見える数少ないポイント、庁舎近くの交差点で写真を撮っていた近所の渋谷和明さん(70)が、庁舎脇を気付かずに通り過ぎる人たちを見ながらつぶやいた。写真を友達に送って知らせるといい、「もう少し広報されるといいね」と話した。

 三〜十階の吹き抜け部分のガラス壁面を、内側から七台の投光器で点灯。五月から水、金曜の午後七〜九時に五輪や環境月間など、八月末からはパラリンピックの色に照らしている。

 点灯するのは西側壁面のため、東側の町田駅方面から来る人は、庁舎を通り過ぎてから振り返らないと見えない。庁舎前には樹木が茂り、庁舎のすぐそばを歩いていても気付きにくい。西側から来る人も樹木やビルに遮られ、全体が見える場所は限られる。

 都内の区市町村庁舎では唯一のライトアップで、企業のデモ設置のため取り付け費はただ。発光ダイオード(LED)の電気代は一日二時間で三十五円と安く、設備は千六百万色以上が出せるすぐれもの。ライトアップは市のホームページで広報しているが、担当者は「よく見えるスポットの紹介も考えたい」と言う。

 

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