XMenu

2020年開業予定「品川新駅」公開  乗降客 2024年に「恵比寿級」

東京

2018年8月30日

駅舎の骨組みや屋根が完成した品川新駅=港区で

 二〇二〇年にJR山手線、京浜東北線の田町駅と品川駅の間に開業する品川新駅(仮称)は、JR品川車両基地の一部に造られている。品川駅とは約九百メートルの距離で、二十九日に報道陣に公開された建設中の新駅の端からは、品川駅がすぐそこに見えた。 (宮崎美紀子)

 ホームは東側(港南側)が京浜東北線、西側(第一京浜側)が山手線。京浜東北線の南行き電車のレールは既に今年六月、新駅のレールに切り替わっており、電車に乗って進行方向右側を見ると、建設中の新駅のホームを通過するのが分かる。残る京浜東北の北行き、山手線の内・外周りは来年秋ごろに切り替わる。

 隈研吾さんの洗練されたデザインを含め、期待が高まる新駅だが、京浜東北と山手線の乗り換えは少し不便。田町駅では京浜東北線と山手線の同方向へ行く電車が同じホームの向かい側に着くが、新駅は品川駅同様、それぞれが別のホームなので、乗り換えるには階段を上り下りしなければいけない。京浜東北、山手線の乗り換えは新駅開業後も、お隣の田町駅を使うのがお勧めだ。

 都営浅草線・泉岳寺までは約三百メートルで、両駅を結ぶ連絡通路が造られる。浅草線は京浜急行と乗り入れしているので羽田空港へのアクセスも良くなる。

 駅の玄関口になるのは新しいビルやマンションができる西側。東側へは車両基地をまたぐ通路が造られる。開業時点では西側駅前はまだ更地で、ちょっとさびしい光景が広がりそうだ。

 JR東日本によると開業当初の乗降客数は一日あたり四万六千人で、JRの駅では鶯谷駅とほぼ同程度。二四年に駅前の再開発が完了し、本格開業を迎えると、乗降客数は二十六万人にまで増え、恵比寿、五反田駅クラスになるという。

 

この記事を印刷する