若手起業家の話を聞く学生ら=品川区で
城南信用金庫と日本政策金融公庫は二十七日、起業を目指す学生を対象とした創業サマースクールを同信金本店(品川区)で開き、大学生三十人が参加した。
若者に、起業家としての知識や心構えなどを身に付けてもらうために開いた。若手起業家が講演した後、大学一〜三年の男女が五人一組でグループを作って新たなビジネスアイデアを考えた。
学生らは「誰に、どのようなサービスを、どのような価格で提供するか」について、グループで議論を交わした。若手起業家らは「ビジネスは手段でしかない。何をやりたいのか、目的を見つけてほしい」「将来を考えるときに就職だけでなく、起業という選択肢も身近にある」とアドバイスを送った。
創業サマースクールは三十日にも開かれ、中高生が参加する。 (山田祐一郎)