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<ヒーロー>声援を背に直球勝負 日大三3年・河村唯人投手

東京

2018年8月18日

 「いつでも出られるように、常に緊張感を保ってきた。マウンドでは、スタンドの声援やチームメートの『ナイスピッチング』の声が励みになった」。ほっとした表情で、勝利の喜びを口にした。

 埼玉県所沢市出身。小学二年で地元の学童野球チームに入った。中学三年でリトルシニアの日本代表に選ばれ、チームは世界一に。昨冬からは課題だった制球力の向上を目指し、ボールのリリースポイントを意識して練習に励んできた。その成果が今回、甲子園でも生きた。

 主力の井上広輝投手(二年)が今春に負傷、甲子園2回戦で復帰するまでの期間、中心投手の一人としてチームを引っ張ってきたことも自信になった。

 「頼むぞ」。六回、2−2の場面で小倉全由監督に声を掛けられ登板。4イニングを1点に抑えた。ただ、相手打者の気迫はこれまでの戦いとは違った。「変化球では食らい付かれる」と考え、直球での勝負を心掛けた。

 四球で走者を出したこともあり、自身の評価は「70点」と控えめ。だが、接戦での勝利は自信につながった。「次も目の前の1勝を目指して進みたい」と力を込めた。 (服部展和)

 

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