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<夏の甲子園>日大三、奈良大付振り切る

東京

2018年8月16日

スタンドあいさつを終え引き揚げる日大三ナイン=甲子園球場で

 日大三(西東京)は大会11日目の十五日、初出場の奈良大付(奈良)に8−4で快勝した。初回から打線がつながり2点を先制、効果的に追加点を奪い、相手の追撃を振り切った。けがから復帰した井上広輝投手(二年)が先発、三回を無安打無失点に抑えた。継投した河村唯人投手(三年)は4失点したものの11三振を奪う好投をみせた。3回戦は、十七日の第4試合で、龍谷大平安(京都)と対戦する。

 先取点は2死一、二塁、中村奎太選手(三年)の右中間二塁打がもたらした。二人が生還、一塁側アルプス席は大歓声に包まれた。

 三回には小沢優翔(ゆうと)選手(同)の右前打で追加点。小沢選手の父・一也さん(42)は「昨秋はスタメン落ちして悔しい思いをしていただけに、いい場面で一本が出てうれしい。このまま三高らしい強打で突き放してほしい」と笑顔で話した。

 先発の井上広輝投手(二年)は三回まで奈良大付打線を無安打に抑え、得点を許さない。寮で同じ部屋の西田琉之介君(一年)は「肘や肩が痛いとストレッチを教えてくれる優しい先輩」のためにメガホン片手に声援を送り「完璧な投球だった。最高です」と好投を喜んだ。

 5点リードの六回、河村唯人投手(三年)が、奈良大付の4番打者に3点本塁打を浴びた。だがアルプスからの「切り替えろ」「がんばれ」との声に応えるように、後続を二者連続三振に仕留めた。

 九回には高木翔己選手(同)がダメ押しの2点本塁打。高木選手の父・潔さん(46)は「いつもは守備固めで出ることが多いが、打撃で活躍できて自信になったと思う」と満足げ。その裏も相手の粘りに遭ったが、最後は河村投手が三振を奪い、勝利をものにした。 (鈴木弘人)

 

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