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<つなぐ 戦後73年>世田谷・日体大で戦没学生の慰霊式

東京

2018年8月7日

慰霊碑の前で献花する小池岳太選手=世田谷区の日体大で

 世田谷区深沢7の日本体育大世田谷キャンパスで6日、第2次世界大戦の学徒動員などで犠牲となった学生約400人の冥福を祈る慰霊式があり、卒業生や職員ら70人が参列した。 (神谷円香)

 戦時中、日体大の前身の日本体育専門学校からも多くの学生が戦地に赴き、一九三六年ベルリン五輪に体操で出場した有本彦六さんら四百人が命を落とした。日体大は五八年に慰霊碑を建立し、今日まで毎日欠かさず花を供えている。

 戦後七十年の二〇一五年からは八月に慰霊式を行っており、今年で四回目。松浪健四郎理事長は「平和でなければスポーツを楽しむことはできない。平和のために努力すると誓う」と慰霊の言葉を述べた。

 卒業生として、今年三月の平昌パラリンピックにアルペンスキーで出場した小池岳太選手(36)、アイスホッケーで出場した堀江航選手(39)も参列し、献花した。小池選手は「パラリンピックは戦傷病者がきっかけで始まっている。障害を負ってもスポーツができる今の幸せを感じる」と話した。 

 

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