XMenu

立川よいと祭り 30回の節目 文化財の「大のぼり」お披露目

東京

2018年8月5日

万灯みこしが練り歩いた会場=立川市で

 立川市の夏の恒例行事となった「立川よいと祭り」が四日、JR立川駅北口のサンサンロードで開かれ、夕方から夜にかけて「万灯みこし」などが練り歩くクライマックスを迎えた。

 一九八九年に始まって今年は三十回目。この記念として、市の有形文化財に指定されている「砂川十番組」の大のぼり一対が会場にお披露目された。

 縦約一四・六メートル、横約二メートルの「関東最大級」とされる木綿地に「御祭禮(ごさいれい)」と墨で書かれ、江戸時代の一八四八(嘉永元)年の村祭りの際に作られたらしい。直近で掲出されたのは第一回のよいと祭りなので、約三十年ぶりのお目見え。その前は立川市と砂川町が合併した一九六三年までさかのぼる。現在は市歴史民俗資料館で保存されており、野外に出るのは異例という。

 今回の掲出に関わった豊泉喜一さん(88)は「これほどの大きなものを作った先祖の心意気を感じる」と話した。二〇二〇年のパラリンピック競技をPRする都のイベントも併催され、小池百合子知事も来場した。 (水谷孝司)

 

この記事を印刷する