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童心に帰って楽しんで 荒川の模型メーカーが初の企画展

東京

2018年8月2日

小型のプラモデルなどを紹介する内田宗宏社長(右)と内田悦弘相談役

 昭和のプラモデルから現代のドローンまで、下町の模型メーカー「童友社」(荒川区)の商品を集めた企画展が、区の複合施設「ゆいの森あらかわ」(荒川2)で開かれている。同社単独では初めての展示で、子どもから大人まで、プラモデルの魅力を堪能できる。 (中村真暁)

 同社は一九三五(昭和十)年に創業、当初はメンコやブロマイドなどの紙製玩具を製造していた。六三年から自動車やロボット、飛行機など数々のプラモデルを発売し、日本の名城、みこしなどの人気シリーズも多い。

 会場には、昭和三十年代から作られたプラモデルの完成品八十八点のほか、現代のラジオコントロールの自動車やドローンも展示。作者十人による色鮮やかなパッケージ原画も九十一点並べた。

 昭和四十年ごろの商品のコーナーには、船や戦車といった小型のプラモデルも。当時の価格は一個五十円ほどで、駄菓子屋などで扱われ、多くの子どもたちが夢中になったという。浅草にあった玩具メーカー、マルサン商店が一九五八年に国産初のプラモデルとして発売した原子力潜水艦ノーチラス号の再販商品もある。童友社が二〇〇八年に、当時と同じ金型から作った。

 内田宗宏社長(53)は「プラモデルは、箱の絵を見て楽しみ、中を見て、作ってからも楽しめる。大人になっても童心に帰れる」と魅力を説明。内田悦弘相談役(79)は「思い入れがある商品ばかり。展示を見て、懐かしい気持ちになってほしい」と呼び掛ける。

 企画展名は「プラモデルとパッケージ原画展」で、荒川区が主催。入場無料。九月九日まで。休館日は十六日、九月七日。問い合わせは、ゆいの森あらかわ=電03(3891)4349=へ。

 

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