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古民家で子育て交流を 国立、きょうオープン

東京

2018年8月1日

畳の部屋で地域住民(中)と遊ぶ親子連れ=国立市で

 地域で子どもを育てていく場にしようと、親子同士で交流をしたり、専門家が子育て相談を受けたりする「つちのこひろば」が一日、国立市谷保にオープンする。田畑と古民家で地域のコミュニティーづくりに取り組むNPO法人「くにたち農園の会」が市の委託を受けて運営する。

 空き家になっていた古民家をシェアオフィスに改装した「やぼろじ」内に、つちのこひろばはある。縁側や緑豊かな中庭に面した畳の部屋には、木製のおもちゃも並ぶ。

 プレオープン中の七月下旬の朝は、親子がスタッフと談笑していた。子どもと来ていた同市の森田恵さんは「温かく迎えてくれて、心地いい時間が過ごせる。『ハイハイできるようになったね』などと、周りから言ってもらえるのでうれしい」と笑顔で語った。

 「子育てで孤立してしまった人は、救いの手を拒んでしまう」と語るのは、くにたち農園の会副理事長のすがいまゆみさん(62)。地域の中で子育てをしていくことが、親子のセーフティーネットになるという。

 わらべ歌や絵本の読み聞かせ、同会所有の畑での野菜の収穫など、さまざまなイベントを曜日ごとに開く。子育て中の不安解消も目指して、管理栄養士などの専門家からアドバイスを受けることもできるようにした。すがいさんは「子どもたちには、いろんな大人と出会い、育っていってほしい」と話している。

 開館は水〜土曜日(祝日、年末年始は休館)の午前十時〜午後三時。問い合わせは同会=電042(505)7200=へ。

  (竹谷直子)

 

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