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荒川で野良猫の譲渡会 ボランティア団体が4日の来場呼び掛け

東京

2018年7月31日

猫の譲渡会への来場を呼び掛ける荒牧幸恵会長(左)と岸ゆりさん=荒川区で

 新しい飼い主に野良猫を譲り渡す譲渡会が8月4日午後1時〜3時半、荒川区内の喫茶店で開かれる。小さな命を守り、野良猫の増加を食い止めようと、主催する地域の市民団体「荒川地域猫ボランティア」は来場を呼び掛けている。

 譲渡されるのは、区内で捕獲した生後2〜3カ月ほどの子猫10匹と、おとなの猫数匹。小猫は自力でミルクを飲めないほど弱ったり、ノミに血を吸われて貧血だったりしたが、いずれも回復しているという。子猫10匹を預かっている矢田里恵さん(41)は「みんな、じゃれ合うなどして遊んでいる。いるだけでかわいいし、寝顔も世界一」と顔をほころばす。

 区は2008年度から、野良猫の不妊・去勢手術の助成を開始。手術数はピークの11年度(約430件)から、昨年度は約4割減少した。一方で、野良猫のふん尿や鳴き声に関する苦情や相談は今も、区に寄せられているという。

 団体は野良猫を捕獲後、不妊・去勢手術やけがの治療を実施。飼い主が見つかるまで自宅などで世話をしている。岸ゆりさん(47)は「地域に猫が増えすぎなければ、猫好きの人も増える」と指摘。荒牧幸恵会長(67)は「ボランティアだけでは続けられない。地域環境を良くするためにも、行政も住民も手をつないで取り組むべき課題。飼う予定がなくても、癒やされに来て」と話している。

 会場は、動物と来店できる喫茶店「白鳥」(南千住1)。都電荒川線「三ノ輪橋」停留場そば。問い合わせは、荒川地域猫ボランティア=電090(2904)0351=へ。 (中村真暁)

 

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