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「時差ビズ」スタート 今年は1カ月、700社超参加

東京

2018年7月10日

「時差ビス」キャンペーンを視察する小池百合子都知事(右端)=中央区の東京メトロ京橋駅で

 二〇二〇年東京五輪・パラリンピック期間中の交通混雑緩和を目指そうと、時差出勤を促す都の「時差ビズ」キャンペーンが九日、始まった。

 期間は初めて実施した昨年の二倍の一カ月間で、七百超の企業や自治体が参加する。都は効果を検証して二〇年大会に生かす考えだ。

 時差ビズは小池百合子知事が環境相時代に提唱した夏の軽装「クールビズ」にちなんだ名称。期間中、都内の鉄道各社は早朝に臨時列車を運行したり、アプリで混雑状況が分かるサービスを提供したりして、時差出勤を促す。

 九日朝、東京メトロ京橋駅などを視察した小池知事は「おはようございます」と通勤客に声を掛け、取り組み開始をPR。「時差ビズは楽だと共感してもらえるようにしたい。いろいろなことにトライして、二〇年大会ではよりスムーズに移動できるようにする」と話した。

 企業側も社員の参加意欲を高める取り組みで協力。日航は早朝出勤の本社社員にコーヒーや軽食を配る。情報通信業のアスネットは出勤時間を午前七時半〜十時で自由に選べるようにするといい、担当者は「社員が時間を有効活用し、満足度向上につなげることを期待している」と話している。

 都が昨年実施したアンケートによると、普段より一時間程度早い午前七時台に出勤した人が多かったという。

 

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