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掛け声威勢よく 入谷朝顔まつり 鬼子母神であすまで

東京

2018年7月7日

色鮮やかなアサガオが並ぶ「入谷朝顔まつり」=台東区で

 東京の下町に夏の到来を告げる「入谷朝顔まつり(朝顔市)」が六日、台東区の入谷鬼子母神(真源寺)とその周辺で始まった。今年は七十周年の節目。初日はあいにくの雨だったが、早朝から多くの人でにぎわった。八日まで。

 境内などには約五十の朝顔を売る業者が軒を連ね、「いい花が咲くよ」と掛け声が飛ぶ。約十万鉢が並び、大半は竹を円筒形に組んだ伝統の「あんどんづくり」(二千円程度)。実行委員会によると江戸川区産が七割で、えび茶色の「団十郎」や涼しげな青系が人気という。

 朝顔市は、江戸〜大正時代に盛んだったが業者の廃業や移転などで中断。戦後の一九四八年、戦災で焼けた街を明るくしようと、地元の有志が復活させた。

 当初は開花の時期が市に合わず、朝顔が葉ばかりで、「ホウレンソウのようだ」と言われたこともあったという。長(ちょう)恒男・実行委員長(85)は「七十年かけてこれほどの盛況になりました」としみじみと語った。三日間で四十万人の人出を見込む。午前五時〜午後十一時。 (谷岡聖史)

 実行委は、70周年を記念して「入谷朝顔まつりフォトコンテスト」を新設し、力作を募っている。

 応募期間は20日まで。四つ切りかA4大で、カラーか白黒でプリントした写真を直接提出するか、郵送する(20日消印有効)。プロ、アマ不問。最優秀賞(1人)3万円、優秀賞(1人)2万円、入選(数人)1万円の賞金を贈り、受賞作は境内に展示する。

 応募、問い合わせは 〒110 0004 台東区下谷1の12の16、入谷鬼子母神=電03(3841)1800=へ。

 

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