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西多摩の風景 どう変わった? 20年前の絵と現在の写真 並べて展示

東京

2018年7月6日

約20年前の絵画と現在の写真が並ぶ会場=青梅市立美術館で

 約二十年前に西多摩を描いた絵画と、その題材となった場所でことし撮影した写真を一緒に見てもらう展覧会「再考 西多摩を描く1」が、青梅市立美術館(滝ノ上町)で開かれている。同美術館の主催で八日まで。

 同美術館は一九九四〜九七年に、日本画家池田幹雄さん(埼玉県新座市)など四人に西多摩地区の風景画の制作を依頼。二十年を経て、現在の写真で風景の変化や時間の流れを「再考」してもらおうという再展示の企画が持ち上がった。

 写真を撮ったのは、美術館職員の永沢雅文さん(63)。絵画に描かれた風景の場所を探しだすのに、今年一月から約五カ月かかったという。

 同美術館所蔵で、青梅、福生、あきる野、奥多摩の各市町を描いた絵画四十五点が飾られ、そのうち三十八点は、描かれた場所かそれに近い風景の写真を並べた。

 住宅と生い茂る木々が描かれた作品では、現在は木々がなくなり、住宅地となった写真が添えられている。あきる野市舘谷の河原を描いた作品は、スイカ割りを楽しむ家族連れの写真が添えられ、昔と変わらない風景も感じられる。

 永沢さんは「西多摩の魅力を再発見するとともに、同じ場所に出向きたいと思ってもらえる機会になれば」と話した。開館は午前九時〜午後五時(入館は午後四時半まで)。観覧料(大人)二百円。九月に西多摩の別の場所を描いた同じシリーズの展覧会「2」も開く。(竹谷直子)

 

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