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三つどもえ 調布市長選 告示

東京

2018年7月2日

 調布市長選は1日告示された。上から届け出順に5選を目指す現職の長友貴樹(よしき)さん(65)、新人で元市議の鮎川有祐さん(45)、新人で商社社長の新井匠(たくみ)さん(49)のいずれも無所属の3人が立候補し、舌戦をスタートさせた。投開票は8日。6月30日現在の有権者数は19万6003人。同日程で行われる市議補選(被選挙数1)には、共産と無所属の2新人が立候補した。(鈴木貴彦)

◆長友貴樹(ながとも・よしき)さん(65)無現<4>

 五輪へさらなる歩みを

 シンボルカラーの黄色いシャツ姿でマイクを握り、「四期十六年、調布駅地下化など街づくりは順調に進展してきた」と実績をアピール。多選批判には「四期を超える挑戦に批判があるのは承知している。しかし、ラグビーワールドカップ(W杯)や東京五輪・パラリンピックを控え、歩みを止めるわけにはいかない。多摩全体の振興や調布のさらなる発展のため五期目に挑戦した」と反論した。

 調布駅前広場の整備計画では「賛成の人も、違和感を持つ人も(街づくりに)参加してほしい。市政の主役は市民だ」と訴えた。

市長(元)日本貿易振興会職員・中大非常勤講師▽慶大

<公約>(1)地域防災力向上(2)待機児童解消(3)地域包括ケア推進(4)利便性・賑わい・潤いのまちづくり(5)ラグビー、オリパラ連動の取り組み(6)里山水辺の保全

◆鮎川有祐(あゆかわ・ゆうすけ)さん(45)無新

 緑と公園を復活させる

 青い上下のスーツとネクタイ姿で支持者の前に立ち、「現職に挑む厳しい選挙だが、待機児童解消や女性副市長の登用など、新しい市政を切り開いていくために皆さんの力を」と呼びかけた。

 現職に対しては「十六年前、『誰がやっても五期は長すぎる』と批判して当選したのに、自身が五期目に挑むのは有権者への裏切り」と多選批判を展開。駅前広場の整備では「樹木を守れという市民の声は市長に届かなかった。これでは駅前広場ではなく巨大ロータリー。当選したら緑と公園を復活させる」と訴えた。

(元)市議・衆院議員秘書▽学習院大

<公約>(1)駅前広場を利用し子供が全力で遊べる環境づくり(2)中学3年生まで医療費無料化(3)調布をスポーツの聖地に(4)介護負担の軽減(5)女性副市長の登用

◆新井匠(あらい・たくみ)さん(49)無新

 企業人の発想を生かす

 午後七時、陽(ひ)が落ちかかるころに第一声を上げた。「行政も政治の経験もないが、企業人として培ってきた力と発想で調布の街を元気にしたい」と語った。「組織もなく、友人が手弁当で選挙の応援をしてくれた。今後は市民の皆さんの力を発掘し、市政を担いたい」と力を込めた。

 現職の多選については「しがらみのある政治はごめんだ。私たちの世代にバトンタッチを」と訴えた。調布駅前広場についても「いつの間にか木が切られ、公園も消えた。このままではだめ。発想の転換が必要だ」と現市政を批判した。

商社社長(元)フリー出版プロデューサー▽早大

<公約>▽高等教育における教育関係費の公費負担拡充▽スポーツ都市としての環境整備と国際大会の誘致▽市長任期の条例化(2期8年)

◇調布市議補選立候補者(被選挙数1−候補2)=届け出順

坂内淳56 党地区副委員長 共新 

大野祐司56 会社社長 無新 

 

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