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体罰受けた生徒ら24人 17年度都内の公立学校

東京

2018年6月30日

 都教育委員会は、二〇一七年度中に都内の公立学校で発生した体罰の実態調査結果を発表した。体罰を受けた児童・生徒数は二十四人で、前年度より三十八人減った。

 体罰をしたのは、教職員が二十一人、外部指導員らが一人の計二十二人で、前年度より十二人減少。うち三人が児童・生徒に鼻血や口内出血などのけがをさせていた。

 原因別では「指示に従わない」が八人で最多。認識別では「感情的になってしまった」が十人と半数近くを占め、「繰り返し言っても伝えられなかった」が七人、「体罰と思っていなかった」が五人と続いた。

 ひどいケースは四校であり、いずれも教職員が児童・生徒を指導する際に行った。都立永福学園では、通常の練習量を超えて走らせ、多臓器不全などに陥らせた。江東区立第二砂町中では、頭を壁に押し付けた上にのどを押して「殺すぞ」と言った。江戸川区立篠崎第二中では顔を殴り、鼻血を出させるなどした。町田市立忠生小では、足を払って倒し、足の裏でほおを踏むなどした。調査は区市町村立小・中学校や都立高校、特別支援学校など計二千百六十一校の校長や教職員、児童・生徒らを対象に、質問紙や聞き取りで実施した。 (清水祐樹)

 

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