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都内の小中学校「不適合」相次ぐ ブロック塀、新宿で6件

東京

2018年6月27日

 大阪北部地震を受け、都内の自治体や都教育員会が行っている公共施設のブロック塀の緊急点検で二十六日、建築基準法に適合しない塀が相次いで見つかったことが報告された。

 杉並区は、区立小中学校を調べた結果、三校で規定を満たしていない塀があったと発表。いずれも強度を高める「控え壁」が不足していた。道路に面したブロック塀がある五校のうち、杉並第一小と中瀬中で控え壁が規定より長い間隔で設置、杉並第八小で一部に控え壁がなかった。早急に対策を取る。

 新宿区は、区立小中学校計六校の塀が基準に適合していないなどの理由で、撤去または改修する。撤去するのは津久戸小と落合第二中。津久戸小のブロック塀は控え壁がなく、落合第二中は、控え壁の間隔が基準より広かった。このほか、市谷小、落合第四小、牛込第一中、牛込第三中の塀も撤去または改修する。

 豊島区は、地上から二・二メートル以上と高く控え壁がない区立小学校四校の塀を撤去する。荒川区は、区立施設の調査で、建築基準法に適合しない可能性のあるブロック塀が五件見つかったと発表。学校が含まれているが、「不安をあおりたくない」(区総務企画課)などとして施設名は公表していない。これらの塀はすぐ撤去するほか、小中学校のプール脇や道路に面した高さ二メートルほどのブロック塀も撤去する。

 一方、都教委は都立国立高(国立市)のプール棟にあるブロック塀が安全性に劣るとして、撤去すると発表した。一九六九年に造られ、高さ三・七五メートル。現在の基準で定める二・二メートルを超え、控え壁もない。シャワー室のブロック壁も二・八五メートルあり撤去する。

 

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