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「ダブルダッチ」世界に挑む 中央区・日本橋中の女生徒4人

東京

2018年6月25日

世界大会に向けて練習する中央区立日本橋中ダブルダッチ部のメンバー=中央区で

 二本のロープを使って跳んだ回数などを競う縄跳び「ダブルダッチ」で、中央区の女子中学生四人が、七月一日に米フロリダで開幕する世界大会に出場する。三人以上で行う競技だけに、いかに息を合わせ、力を出し切れるかが勝負どころだ。「この仲間となら頑張れる」。練習を重ねてはぐくんできたチームワークを強みに、頂点を目指す。 (石川修巳)

 世界大会に出場するのは、中央区立日本橋中学校(生徒数三百三十二人)の小堀優奈さん(14)、高木美幸(みさき)さん(13)、島萌花(もえか)さん(13)、工藤美怜(みれい)さん(13)。

 NPO法人日本ダブルダッチ協会(世田谷区)によると、来月開催される「ワールド・ジャンプ・ロープ・チャンピオンシップ」(WJR)は、世界大会の中でも参加国、参加人数が最も多い。昨年大会は三十一カ国八百人の選手が出場したという。四人は国内選考会のジュニア(十四歳以下)部門で総合優勝し、日本代表に選ばれた。

 種目は大別して、規定時間内の跳ぶ回数を競うスピードと、アクロバットを交えて跳ぶフリースタイルの二つ。同校ダブルダッチ部の外部指導員、八木裕季(ゆうき)コーチ(28)は「ロープの回し方とか距離感が一センチでもずれると、ミスにつながる究極のチームスポーツ。だからこそ達成感は大きいし、その過程に意味がある」と魅力を語る。

 本番まで十日余りとなった今月二十日。スピード競技の練習をしていた校内の武道室に、「ウォー」という歓声があがった。

 二分間に跳んだ回数は三百九十二回。「これまでで断トツの最高記録。四百回を超えれば、大人にも対抗できる」と八木コーチ。四人は「四百、絶対見たいね」と声を合わせた。

 三年の小堀さんは「仲間割れするとうまくいかないので、日常でもチームプレーを気にかけるようにしています」と説明。それでも、けんかすることは?−とあえて尋ねると「ちょいちょいありますね」と苦笑して、こう続けた。

 「そういう時は話し合います。一人じゃできないスポーツですから」

<ダブルダッチ> 3人以上で行う競技で、向かい合う2人のターナー(回し手)が2本のロープを内側に回し、その中をジャンパー(跳び手)が技を交えて跳ぶ。NPO法人日本ダブルダッチ協会は五輪競技への採用を目指し、普及を図っている。

 

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