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西武多摩川線多磨駅 念願の東口 19年度から改良工事の見通し

東京

2018年6月22日

東側から見た新駅舎の完成予想図。広場に面して東口ができる(府中市提供)

 西武多摩川線多磨駅(府中市紅葉丘三)を橋上化し、東口を新設するなどの改良工事が二〇一九年度から始まる見通しになった。府中市と西武鉄道が一体で取り組むことで合意した。 (栗原淳)

 多磨駅は一九二九(昭和四)年に「多磨墓地前駅」として開業した。多磨霊園のある西側に駅舎が造られ、西口だけが設けられた。

 その後、東側の開発が進み、東京外国語大や警視庁警察学校、東京スタジアム(味の素スタジアム)などが立地。さらに、イトーヨーカ堂が国有地を取得して大規模商業施設を計画しているほか、都立武蔵野の森公園が二〇二〇年の東京五輪で自転車・ロードレース競技のスタート地点になることも決まった。

 現在、一日平均の乗降客数は約一万四千人だが、市は東側の商業施設が開業すると倍増すると試算している。

 これまで、地下通路を通したり、東側に駅前広場を整備したり、市が独自に対応してきたが、地元住民にとって「東口」の新設は念願となっていた。

 今回、市と西武が合意した駅の改良ポイントは「線路をまたぐ自由通路を整備して駅舎も橋上化。東口、西口のどちら側からも改札にアクセスしやすくする」「エレベーターやエスカレーターを設置してバリアフリー対策を進める」など。

 本年度中に設計して工費を確定し、市と西武で分担する。着工は来年度で、五輪前の利用開始を目指すという。

 

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