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杉並区長選 候補者の横顔(下)

東京

2018年6月20日

(届け出順)

◆三浦佑哉(みうら・ゆうや)さん(34)無新=共

 給付型奨学金つくる

 出馬のきっかけは、高円寺の小中一貫校の建設をめぐる裁判で、建設に反対する住民側の代理人を務めたことだった。「区民の声を聞かない区政を変えるしかない」。同じ思いを持つ区民に推されて無所属で立候補。共産党が支持し、自由党の山本太郎参院議員が連日応援に入る。

 弁護士として、政治が変わらないと救えない問題があるという現実に直面してきた。その経験から、公約には区民との合意形成の重視、給付型奨学金の新設なども盛り込んだ。

 京都市出身。尊敬する父親と同じ税理士になろうと考えていたところ、「もっと幅広い仕事ができる」と助言を受けて弁護士に。労働問題や福島原発訴訟などを手掛けてきた。十二年前から杉並に住み、昨年三月には阿佐ケ谷に法律事務所を開設。杉並は関わりの深い土地になった。ウサギ、カメと暮らす独身。

◆木梨盛祥(きなし・もりよし)さん(68)無新

 区長の公用車廃止を

 現職が政治資金パーティーを開催していることや、公用車を選挙応援などに使ったことを批判して立候補。公約に区長報酬の三割削減、区長の公用車廃止などを掲げている。

 静岡県伊東市出身。実家は日本料理店を営んでいた。大学進学で上京し、政治活動を始めたのは十八歳の時。北欧型の福祉国家を目指していた民社党への入党がきっかけとなった。

 大学卒業後は一年間だけ会社勤めをして、叔父であり、都議や衆院議員を務めた故藤原哲太郎さんの秘書に。二十五歳で杉並区議に初当選して以降、十回当選を重ねた。民主や自民に籍を置いた時期もあるが、現在は無所属で活動する。

 杉並には上京した年から暮らす。呼び掛け人を務める福祉バザーは四十年続けている。趣味はウオーキング、神社参り。タレントの木梨憲武さんはいとこ。現在は夫婦二人暮らし。

 

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