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比の避難民支援チョコ完売 笑顔の小中高生、53万円を寄付へ

東京

2018年6月15日

チョコが完売し、オンラインショップの売り切れの表示を見て喜ぶメンバーら=世田谷区で

 都内の小中高生がフィリピンの避難民支援のために企画した、寄付金付きチョコレート2555袋が、完売した。4月23日付本紙で、賞味期限が迫った約900袋が余っていると紹介したところ、本紙読者ら約20人が購入。寄付金と合わせ53万円余が集まった。今月下旬にも現地団体に直接届ける予定だ。 (奥野斐)

 企画したのは、認定NPO法人「フリー・ザ・チルドレン・ジャパン」(世田谷区)に参加する小中高生ら。フィリピン南部ミンダナオ島で昨年発生した、政府軍と、過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う武装勢力との戦闘により、避難した子どもらを支援しようと、昨秋から準備してきた。チョコのデザインや包装も手掛け、一袋二百五十円で販売し、百五十円分を寄付に回した。購入者の中には別途、寄付金を添えてくれた人もいた。

完売したチョコ。下は中身のクランチチョコレート

 団体によると、都内の九十代女性から「全部買います」との電話もあったという。「子どもたちに」との女性の希望で、催しなどでの販売分を除く二百袋を国内の児童養護施設三カ所に贈った。

 メンバーの大浦晏奈さん(17)は「こんなに温かい心を持った方がいるのが心強かった」。坂口くり果さん(12)は「活動を通じてフィリピンのことを知ってもらえた。世界がもっと平和になればいいな」と笑顔を見せた。

 

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