XMenu

「想い」のびのびと 特別支援学校、卒業生の書道展

東京

2018年6月9日

思いのこもった書が並ぶ昨年の作品展=文京区で(悠友書道会提供)

 都内の特別支援学校の卒業生による書道展「悠友書道会作品展」が十五〜十七日、文京区春日の文京シビックセンターで開かれる。のんびりと自由に書かれた書道を楽しく鑑賞できる毎年恒例の催しだ。

 十回目の節目となる今年は、肢体不自由や知的障害がある二十六〜三十歳の八人や講師による五十九点を展示。「ひなたぼっこ」や「妹」など自由に書いた言葉や文字のほか、それぞれが気になる木を書いたコーナーを設け、「柊(ひいらぎ)」や「梨」といった漢字を並べる。昨年十一月に韓国の国際交流展で展示された「蛙(かえる)」もある。

 悠友書道会は二〇〇八年六月に、都内の特別支援学校生徒を対象にした夏の書道教室に参加したメンバーらで発足。毎月一回、港区芝の障害者福祉会館でのびのびと書道を楽しんでいる。

 山田真由美代表は、「作品には心に訴える力があり、『文字に託した想(おも)いが伝わりほっとする』といった声も聞く。そんな温かい励ましで十年間続けてこられた。本人が活躍できるだけでなく、障害者への理解や交流の場になっている」と、意義を強調する。

 入場無料。問い合わせは、山田代表=電03(3821)5950=へ。 (中村真暁)

 

この記事を印刷する