XMenu

地図や測量、詳しくなろう 新宿・あすまで 立体図など200点展示

東京

2018年6月7日

「余色立体写真図」を体験する来場者(右)。赤と青のフィルム越しに、奥多摩の稜線が立体的に見える=新宿区で

 さまざまな分野で活用される地図や測量技術を紹介する「くらしと測量・地図」展が六日、新宿駅西口広場イベントコーナーで始まった。「測量の日」の六月三日の前後に、国土地理院や業界団体などが毎年開いている。八日まで。

 地図を中心に二百点余を展示しているうち、特殊加工した多摩川の水源林の空中写真は、赤色と青色のフィルムを貼った眼鏡を通すと、地形が立体的に浮き上がって見える。凹凸を直観的に把握できるため、林道や作業場の適地を見つけるのに役立つという。

 国防目的から、皇室ゆかりの新宿御苑や東京の水源となった淀橋浄水場の名称を伏せ、一般的な公園と表示を改ざんした「戦時改描図」もある。一般財団法人「日本地図センター」相談役の田代博さん(68)は「時代が地図にも反映している」と話した。

 明治元年から百五十年に当たる今年は、国土地理院が明治半ば以降に導入した三角測量の作業風景の写真や機器の実物を展示して詳しく解説している。

 期間中、田代さんらのトークショーを予定。午前十時開場。七日は午後七時、八日は同五時まで。無料。 (栗原淳)

 

この記事を印刷する