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市長選は来月22日投開票 自公守勢、野党は共闘

東京

2018年6月5日

市長の辞職に同意した狛江市議会=同市で

 狛江市選挙管理委員会は四日、高橋都彦(くにひこ)市長がセクハラ問題で辞職したことに伴う市長選を、七月十五日告示、同二十二日投開票の日程で行うことを決めた。一連の騒動で、追及に及び腰だった市長与党の自民・公明は、守勢を強いられる選挙戦となりそうだ。早くも野党共闘を模索する動きが出ている。(鈴木貴彦)

 二度の選挙で高橋氏を支えてきた自民党明政クラブ。石井功幹事長は、辞職について「市民や職員に申し訳ない気持ちでいっぱい」と語った。三月議会では会派としてセクハラ疑惑の追及はせずに静観、解決を長引かせた。「水面下では何度も直接市長に苦言を呈してきた。ただせなかった責任を感じている」と述べた。

 公明党の佐々木貴史幹事長も「本人が否定していたので信用してきた。辞職にはがっかりしているが、支えてきた責任はある。市長選では信頼回復のために働ける人物を推したい」と語った。

 情報公開請求で入手したセクハラ相談記録の文書を基に、問題を公にした共産党の鈴木悦夫幹事長は「セクハラ問題の追及は、民進、社民、生活者ネットなどと取り組んだ。この枠組みで臨みたい」と述べた。高橋氏が二〇一二年に初当選するまでは四期にわたり共産党市政を続けてきたが、次回は野党共闘で候補者を擁立する考えを示した。

 生活者ネットの山本暁子幹事長も「超党派の枠組みで、女性が安心し、誇りを持って働ける市長を選んでいく」と語った。

◆「謝罪いたします」辞職の高橋氏コメント

 狛江市長を辞職した高橋都彦氏は四日、「報道機関の皆様へ」と題するコメントを文書で発表した。

 辞職理由について「市政をこれ以上混乱させてはいけないという思いから」と説明。その上で、「相手方がハラスメントと受け止めれば、その行為はハラスメント」であるとし、「ハラスメントと受け止められた職員に対して(中略)謝罪いたします」と記した。

 

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