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あでやかハナショウブ見ごろ 葛飾・堀切菖蒲園 1日から「まつり」

東京

2018年5月30日

リニューアルされた堀切菖蒲園で見ごろのハナショウブ=葛飾区で

 ハナショウブの名所として知られる堀切菖蒲園(葛飾区堀切)で、紫色や白色、濃紺などのあでやかな花々が見ごろを迎えている。葛飾区は今年四月、菖蒲園をリニューアル開園し、隣接していた児童遊園と一体化した。約千平方メートル増えた約八千七百平方メートルの敷地で、二百種、六千株のハナショウブを楽しめる。

 「菖翁花(しょうおうか)」と呼ばれる江戸時代後期に品種改良で誕生した貴重なハナショウブ約十種類をまとめて見られるエリアも新たに設けた。

 菖翁花は、旗本の松平左金吾定朝(さきんごさだとも)が約六十年にわたって作り出した新品種。当時は三百種ほどあったが、現在は十七種ほどしか残っていない。江戸時代から区内でハナショウブが盛んに栽培されていたことから、区は「伝統の花」を守っていこうと専用エリアを設けた。桜などと同様に今年は開花が早く、園の担当職員は「今週末が一番の見ごろになりそう」と話した。

 「葛飾菖蒲まつり」が六月一〜二十日、堀切菖蒲園と都立水元公園(同区水元公園、百種一万四千株)で開かれる。三日には両園でオープニングセレモニーがある。ともに入場無料。 (飯田克志)

 

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