XMenu

テントで会議、和やかに 渋谷で「キャンピングオフィス」体験会

東京

2018年5月18日

オープンスペースに設けたテントで会議をする参加者=渋谷区で

 渋谷区の複合ビル「渋谷キャスト」(渋谷1)1階のオープンスペースに6月から、キャンプ用のテントの中で会議ができる「キャンピングオフィス」が登場する。開放的な空間で五感を刺激し、新しい発想や意見を生んでもらう試みだ。16日に体験会があり、参加者は都心に現れた自然の中で、和やかに会議に臨んだ。 (神谷円香)

 体験会では、内部に机と椅子を並べた八人用と、座卓を囲む十二人用の二種類のテントを用意。渋谷キャストにオフィスがある企業の社員らが参加した。「気持ちも開放的になる」「風が気持ち良いし、靴を脱ぐので楽」「人が近くを通っても気にならなかった」と好評だった。

 キャンピングオフィスは、愛知県岡崎市でキャンプ用品の販売や企業コンサルティングを手掛ける「スノーピークビジネスソリューションズ」が二年前に始めた事業。村瀬亮社長(54)は「人工芝と椅子だけでも十分アウトドアになり、リラックスしてクリエーティブになれる」と話す。

 これまでに全国約六百社がキャンピングオフィスを体験した。屋外でなくとも、室内にテントを張るだけで、通常の会議室とは違った非日常の空間になるという。体験後のアンケートでは、人間関係が潤滑になり、生産性が高まる効果が期待できると分かった。

 恒常的に設けるのは渋谷キャストが初めて。試験実施を経て八月から、貸し会議室として利用する企業や団体を募る。詳細は今後、渋谷キャストのホームページで発表する。

 

この記事を印刷する