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アートなトイレで「安心」 豊島区が続々「変身」 巣鴨の公園でお披露目

東京

2018年5月14日

朝日に向かって飛ぶ鳥を描いたトイレの完成を喜ぶ椎木彩子さん(左手前)と地元小学生の親子=豊島区巣鴨の朝日公園で

 豊島区が、区内の公衆トイレを、若手アーティストや地域の子どもらが絵を描いた「アートトイレ」に続々と変身させている。「国際アート・カルチャー都市」を掲げているためで、十三日は、朝日公園(巣鴨五)でお披露目会があり、地域住民らが完成を喜んだ。(増井のぞみ)

 朝日公園のトイレは、イラストレーターの椎木彩子(さいこ)さん(34)=調布市=が、その名称にちなみ、朝日に向かって鳥が飛ぶ様子を、小学生の親子六組と水性絵の具を使い、外壁に描いた。区立朝日小四年の伏見優羽子(ゆうこ)さん(9つ)は「前は汚くて使いたくなかったけど、きれいになった」と声を弾ませた。母の千恵子さん(42)も「住む街のモノに関われた貴重な機会。明るくていい」と話した。

 区は「古い、暗い」などのイメージがある公衆トイレを安心して使えるようにしようと、四億円以上かけ、全百三十三カ所のうち、八十五カ所を一七〜一九年度の三年間で改修したり建て替える。うち古い建物を建て替える約四十カ所をアートトイレにする。

 アートトイレは、今年一月末に第一号が完成。今月中には、十一カ所で使用できるようになる。雑司が谷二丁目四つ家児童遊園のトイレは鬼子母神(きしもじん)堂の大祭・御会式(おえしき)を題材にし、池袋本町三丁目第2児童遊園は、個室内に地元の保育園児が描いた絵をデザインした。

 十一カ所のうち、子どもとの共同制作は四カ所。トイレに愛着を持ち大事に使ってもらいたいという思いを込めたという。

 

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