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東京で見たすごい雲 昭島の写真家・瀬戸豊彦さん写真展

東京

2018年5月12日

埼玉県越谷市などに竜巻被害をもたらした巨大積乱雲は豊島区から撮影した=瀬戸豊彦さん提供

 雲を撮り続けている昭島市の風景写真家瀬戸豊彦さん(72)の展覧会「東京で見たすごい雲」が、今月から八月にかけて、多摩地域の三カ所で開かれる。竜巻被害をもたらした巨大積乱雲や夕日に赤く染まった雲など、さまざまな表情をとらえた作品が展示される。 (服部展和)

 瀬戸さんは約二十年前から雲を追い掛けるようになった。風景写真を撮影するなかで作品の出来を左右する空の表情に着目したのがきっかけ。天気図や天気予報をチェックして雲の発生場所を予測し、豊島区の高層ビルや国営昭和記念公園(立川市、昭島市)など見通しの良い場所から狙いを定めるという。

 写真展では、積乱雲を中心に、巻積雲(うろこ雲)や高積雲(ひつじ雲)など多種多様な雲の姿を紹介する。二〇一三年九月二日に埼玉県越谷市などに竜巻被害をもたらした巨大積乱雲は、約百枚を連続撮影した一コマだ。幅一メートル〜八十センチの各作品には、当時の気象状況が分かるように天気図と解説文を添える。

 瀬戸さんは「雲は美しさで癒やしてくれるときもあれば、災害をもたらす恐ろしい面もある。空を見上げるきっかけにしてもらえれば」と話している。

 写真展は今月十八日〜六月二十四日に昭和記念公園花みどり文化センター、七月三日〜八月二十六日に小平市ふれあい下水道館、七月五日〜十日に多摩市の京王聖蹟桜ケ丘ショッピングセンターAB館五階連絡ブリッジギャラリーで開催。重複した作品を含め、それぞれ三十点、二十点、二十五点を展示する。いずれも入場無料。

 

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