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北斎の水の世界 見て 墨田で企画展

東京

2018年4月27日

葛飾北斎の「冨嶽三十六景神奈川沖浪裏」=すみだ北斎美術館蔵

 江戸時代の浮世絵師の巨匠、葛飾北斎(一七六〇〜一八四九年)が描いた「水」をテーマにした企画展「変幻自在!北斎のウオーターワールド」が、墨田区すみだ北斎美術館(亀沢二)で開かれている。代表作の一つで、海外で「グレートウエーブ」の愛称で親しまれている「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏(なみうら)」など前・後期の展示で、それぞれ約百点を楽しめる。 (飯田克志)

 現在の墨田区に長年暮らし、隅田川が身近だった北斎には、「波」など瞬時に姿を変える水の表情を表現した作品が多い。これらからは北斎の鋭い観察眼や、多様な画法を学んでいたことがうかがえる。

 企画展は「北斎水の都すみだに暮らす」「グレートウエーブ」「北斎と滝廻(めぐ)り」「北斎の水 いろは」の四章で構成。各地の滝をテーマにした「諸国滝廻り」シリーズの全作品を前後期に分けて紹介するほか、北斎一門の描いたさまざまな「水の世界」も並ぶ。

 会期は、前期は五月二十日まで、後期は同二十二日〜六月十日。入館料は一般千円。休館は原則月曜。四月三十日は開館、五月一日は休館。

 問い合わせはハローダイヤル=電03(5777)8600=へ。

 

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