XMenu

初の「まつり」 460人が楽しむ 戸山公園の箱根山

東京

2018年4月23日

 都立戸山公園(新宿区)にある山手線内最高峰の箱根山(標高四四・六メートル)で二十二日、初めての「つつじまつり」が開かれた。都内や千葉、埼玉、群馬などから約四百六十人が登頂、江戸時代に尾張徳川家の下屋敷の庭園に築かれた箱根山の歴史や山肌で見頃のツツジの花を楽しんだ。

 山は十年ほど前まで荒れていたが、公園を管理する戸山公園サービスセンターの職員が山肌に植えて増やした十三種六百株のツツジが成長したことから、まつりを初めて開催した。

 山頂では、同センターの職員が歴史ガイドとして「ここから富士山が見えました」などと詳しく解説。耳を傾けた板橋区の桑原健次さん(67)は「三百年以上前の江戸時代の様子を学べ、当時の雰囲気が伝わってきて良かった」と話した。

 登頂証明書とクリアファイルは、普段は山から約一キロ離れた同センターで手渡すが、この日は山頂で発行。長男(1つ)を背負って初登頂した新宿区の小野彩子さん(38)は「少し息が切れたけど気楽に登れた。花がきれい」とほほ笑んだ。山麓では、地元の学習院女子大生が先着百五十人にお茶を点(た)て、和の風情を盛り上げた。 (増井のぞみ)

 

この記事を印刷する