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奥浅草の逸品ずらり きょうから商店街でフェア

東京

2018年4月20日

カミオカの逸品「肉屋の生餃子(ギョーザ)」=台東区で

 奥浅草地区(台東区)の商店街「浅草北部ことぶき商店会」と「アサヒ商店街振興組合」は二十日から、店が厳選した一つの魅力的な商品、サービスを前面に売り出す「奥浅草 一店逸品フェア」を初めて開く。二十八日まで。二十六、二十七日にはガイド付きで店を回る「逸品体験ツアー」も実施する。 

 地域への大型スーパーの出店に危機感を抱いた両商店街では、各店の価値を見直すことでにぎわいを呼ぼうと昨年二月に研究会を発足。参加十一店舗が、意見交換を約一年間重ねてそれぞれの店の逸品を開発、扱う店主らを「マイスター」「メキキ」と呼ぶことにした。

 店などで配るカタログに載せた逸品は、食品では宮城県登米地方の郷土料理「はっと」(さくら)や、奥浅草に墓がある江戸時代の発明家にちなんだ「平賀源内御膳」(越後屋)、パスタにカレーがかかる「スパゲッティインディアン」(ニューダイカマ)、材料を厳選した江戸おかき「味くらべ」(宝山堂)、など。

 さらに、十五分ですっきりの毛穴エステ(佛蘭西(ふらんす)屋)、スマートに見えるフィットパンツ選び(ときわや)などのサービスも逸品とした。

 ミートショップ「カミオカ」(清川二)では「肉屋の生餃子(ギョーザ)」を逸品に。梛野(なぎの)雅明社長(62)は「手作りにこだわり六十五年。豚肉と野菜たっぷりの看板メニューなので、ぜひ食べてほしい」とアピールする。

 浅草北部ことぶき商店会の杉山敏之会長(73)は「逸品で街おこしをする平井(江戸川区)の商店街で学んだ。フェアを定着させ、逸品を売る店を増やしていければ」と語る。

 フェア期間中は、一部の店舗で割引で販売。体験ツアーは、二十六日がことぶき商店会の六店舗、二十七日がアサヒ商店街の五店舗を回る。一部体験は有料。いずれも先着十人程度で、午前十一時十五分スタート。問い合わせ、申し込みはフェア事務局=電03(3839)5229=へ。 (井上幸一)

 

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