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「尾久初空襲」の体験談を紙芝居で 荒川・中学で公開授業

東京

2018年4月20日

生徒らに尾久初空襲の紙芝居をする三橋とらさん=荒川区で

 太平洋戦争中に米軍機が初めて本土を襲った「ドーリットル空襲」で、最初に爆弾が落ちた荒川区の「尾久初空襲」を伝える公開授業が十九日、地元の区立第九中学校(東尾久二)であった。

 区内に住む紙芝居師の三橋とらさん(34)が、尾久初空襲の体験談をまとめた紙芝居を披露。現代の男の子が初空襲が描かれた絵を見るなどして戦争や平和を考えるストーリーで、三橋さんは声色を変えながら、テンポよく話していった。最後に、「家族や近所のおじいさん、おばあさんにも当時のことを聞いてみて」と呼び掛けた。

 公開授業には「尾久初空襲を語り継ぐ会」が協力している。この日は、会のメンバーで、初空襲を体験した堀川喜四雄さん(85)も登壇。「戦争はこりごり。戦争の悲惨さを知らない人に伝えていく必要がある」と強調した。

 一九四二年四月十八日の米陸軍ドーリットル中佐率いるB25爆撃機による空襲では、現在の荒川区の尾久橋付近に最初に爆弾が落とされた。 (中村真暁)

 

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