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汗ぬぐい 楽しむ銭湯 立川の児童発案 手ぬぐい完成

東京

2018年4月18日

完成した手ぬぐいを広げる児童たち=立川市立第六小学校で

 「銭湯の魅力を伝えたい」という立川市立第六小学校の児童たちの発案から、浴室のペンキ絵でおなじみの富士山をデザインした手ぬぐいが完成した。地元の商店で販売が始まり、二十一日には同小でお披露目イベントも開かれる。(服部展和)

 現在四年生に進級している四十六人は昨年、総合的な学習の時間で地域について学ぶことになり、住民の交流の場となってきた銭湯に着目。学校近くの松見湯と美保湯で教わるとともに入浴もした。十月には銭湯絵師の丸山清人さん(82)=日野市=を学校に招き、その場でペンキ絵を描くライブペインティングを披露してもらった。銭湯がテーマの動画を制作したり、学芸会で劇を演じたりもしたという。

 学習を進める中で、児童たちは銭湯が年々減少している現状も知った。自分たちができることを話し合い、多くの人に銭湯に足を運んでもらうきっかけにしようと、手ぬぐいを作ろうというアイデアが生まれ、実現に向け動きだした。原画の富士山は、丸山さんに新たに描いてもらった。

 浜颯太(そうた)君(9つ)は「銭湯はほとんど行ったことがなかったけれど、みんなで学んで良さが分かった。いろんな種類の風呂があって楽しめる」。阿原拓希(あはらひろき)君(9つ)は「この手ぬぐいを持って銭湯に行ってほしい。銭湯の楽しさをたくさんの人に知ってもらいたい」と話した。

 手ぬぐいは横九十センチ、縦三十五センチ。地元の銭湯で一回使える入浴券付きで千五百円。学校近くのギフト店「羽衣堂」(羽衣町二)で販売している。立川、国立市内の一部の銭湯や商店でも順次販売を始める。

 お披露目イベントは二十一日午前十時四十五分から同小体育館で。誰でも無料で入場できる。児童たちが学習の成果を発表し、丸山さんにインタビューする。手ぬぐいも販売する。

 

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